「行って、わたしのしもべダビデに言え。『主はこう言われる。あなたがわたしのために、わたしの住む家を建てようというのか。」(7:5)
ユージーン・ピーターソンは、
「ダビデの神のための建築計画は、神のダビデのための建築計画の妨げとなることを現した」
と言います。
「あなたはわたしの家を建てたい?忘れなさい。わたしがあなたに家を建てているのだ。ここでわたしが形造っている王国は、わたしのためにあなたが何をするかではなく、あなたを通してわたしが何をするかなのだ。わたしがここで建てている。あなたではない。わたしはあなたがわたしのためと建築を始めることによって、このことを混乱して欲しくない。・・・もし、わたしがあなたの建築計画を許可するならば、人々はわたしが何をしているかではなく、あなたがしていることに捉われてしまうだろう。・・・あなたはわたしが家を欲しいだとか必要だとかという考えをどこから得たのか?もし、そのような建築がなされるのならば、わたしがそれをする。わたしはあなたが羊飼いの時から働いている。あなたは、わたしが働いているということの象徴としてここにいる。あなたがしていることに注目させるためではない。」
ダビデは、自分が神のためにすることを考えていました。
しかし、神がダビデのためにしていることに、ダビデは従順することを学ぶ必要がありました。
主語は「神」です。