「ダビデはナタンに言った。「私は主の前に罪ある者です。」ナタンはダビデに言った。「主も、あなたの罪を取り去ってくださった。あなたは死なない。しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、」(12:13,14)
罪は人間の当事者だけでなく、究極的に神に対して犯すものです。
ダビデは「私はあなたにただあなたの前に罪ある者です。」(詩篇51:4)と告白しています。
驚くべき真理は、ダビデのように、罪を認めて告白し、悔い改める者には赦しが与えられるということです。(1ヨハネ1:9参照)
もちろん、それは、キリストの十字架の御業のゆえです。
ただ、「しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので」とあるように、罪に伴うその結果は残ります。
「私たちは、あなたがたがどんな悪も行うことのないように、神に祈っています。」(2コリント13:7)