「その後のことである。ダビデの子アブサロムに、タマルという名の美しい妹がいた。ダビデの子アムノンは彼女に恋をした。」(13:1)
アムノンはタマルに「恋をした」とありますが、愛したとは言いません。
彼女の美しさに情欲を抱いただけで、愛していたわけではなかったからです。
「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。」(1コリント13:4-7)
アムノンはタマルを愛していたわけではなかったので、自分の情欲を満たしたら、激しい憎しみにかられて彼女を追い出します。
愛ならば、「すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。」