「ヨアブは王の家に来て言った。「今日あなたのいのちと、あなたの息子、娘たちのいのち、そして妻や側女たちのいのちを救ってくれたあなたの家来たち全員に、あなたは今日、恥をかかせられました。」(19:5)
ダビデ王は、勝利した味方よりも反乱者であり敵であった息子のアブサロムの死を悲しみました。
そんなダビデの姿を見て、ダビデのために戦った人たちはどう反応していいか分からなくなってしまいました。
ヨアブはそんなダビデに、自分の感情を優先させるのではなく、自分のために戦ってくれた人々に感謝しなければ、もう誰もダビデの周りにはいなくなると注意しました。
時として指導者は、個人的な傷や悲しみに打ちのめされてしまう時があります。
そんな時、ヨアブのように叱咤激励してくれる人を必要としています。
たとえ自分の痛みや苦しみに悩んでいたとしても、支えてくれている人々に対して感謝を忘れることがありませんように。