「王は彼に言った。「あなたはなぜ、自分のことをまだ語るのか。私は決めている。あなたとツィバとで地所を分けるのだ。」」(19:29)
ツィバはメフィボシェテがダビデが王位を失ったことを喜んでいたと告げました。(16:3)
メフィボシェテは、ツィバが自分を「たぶらかした」(26節)と言いました。
ダビデは最初、ツィバの話を信じていました。
しかし、メフィボシェテの話を聞き、どちらかが偽っていることが分かりました。
ところが、ダビデは誰が正しいことを言っているかを気にしませんでした。
証人を呼ぶこともしませんでした。
ダビデはそんなツィバもメフィボシェテも両方を受け入れたのです。
ユージーン・ピーターソンはこのように言います。
「ダビデは、『純粋な教会』を持つことにこだわらなかった。これは特徴的なダビデ的注釈であり、福音の先取りである。」
赦し合い、愛し合うことによって神の国は建て上げられていきます。