身近な方を天に送ることが増え、自分自身も生まれて半世紀がたったということもあり、最近御国のことに想いを馳せることが以前より増えてきました。
そんな中でふと考えたことは
「死んだからといって突然良い人になるわけではない」
という事です。
クリスチャンはイエス様によって救いの恵みを受け、永遠の命を与えられるのですが自分の性質は死んだら無条件に整えられ、御国に相応しくなれるわけではないという事に遅ればせながら気付かされ考えさせられています。
聖書に書かれているキリスト者の性質、つまり神を愛し互いに愛し合うということは御国の民としてこの地上で学ぶべき必要不可欠な条件でありその準備のためにここでの時間が与えられていると言えるのかもしれません。
今という時が御国の民としての準備、訓練の時間だと考えるとこれまで以上に試練や苦しみも前向きに受け止められるのではないかと思うのです。
聖霊様に委ねて、練られるべき性質を捏ねていただき日々御国の民として相応しい者へと変えられていく歩みは、今日も希望に満ちています。
(小山晶子牧師人)