「彼らはみな、女たちとイエスの母マリア、およびイエスの兄弟たちとともに、いつも心を一つにして祈っていた。そのころ、百二十人ほどの人々が一つになって集まっていたが、」(1:14,15)
教会の始まりは祈り会でした。
神は私たちの祈りを用いられます。
日本におけるプロテスタント教会も祈り会から始まりました。
一八七二年の出来事です。
「バラ師の指導の下に、数名の学生有志の男女相集りて使徒行伝の講義を聴き、熱烈なる説明に感じて互に相祈りつゝありしが、出席者以外に多く、少なきも二十名、大きは三四十名に達する盛況を呈し、祈祷につぐに祈祷を以てし、感激の念、熱誠の情あふるゝばかりにして感興尽くる時なく、予定の一週間の祈祷会は、延いて数週間の長さに亘りて尚止まず、祈祷会の進行につれて熱情ますます加わり、中には感泣して神に祈り、初代教会設立当時のペンテコステの日の如く、日本にも聖霊の降臨ましまして切支丹禁制の此の異教の地に、救世主耶蘇基督の御栄光のあらわれんことを切願せしも少なからざりしが、その応験とや言わん、不思議にも爰に数名の回心者を起し、遂に基督公会の設立を見るに至りぬ。」(出典:https://www.revival.co.jp/rj/2009/05/post-44.php )