「さて、ステパノは恵みと力に満ち、人々の間で大いなる不思議としるしを行っていた。」(6:8)
初代教会は人数が増えたことによりその運営に問題が起こりました。
ギリシア語を使うユダヤ人たちから、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情が出たのです。
その解決策として、食卓に仕える評判の良い人たちが七人選び出されました。
彼らは執事と呼ばれましたが、現代でいうところの責任役員ということになるのだと思います。
その一人がステパノでした。
彼は「信仰と聖霊に満ちた人」(5節)、「恵みと力に満ち」ていました。
彼はギリシア語を使うユダヤ人でしたが、今度は信徒ではないギリシア語を使う解放奴隷、特に、パウロと同郷のキリキアから来た人たちから迫害されます。
教会はステパノのような執事たちの存在が土台となって成長してきたことを知る必要があります。
今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう!