「ピリポは口を開き、この聖書の箇所から始めて、イエスの福音を彼に伝えた。」(8:35)
エチオピヤの女王カンダケのもとで、大きな権力を持ち、女王の財政を管理していたエチオピヤ人の宦官が、エルサレム神殿から帰る途中、イザヤ書を声に出して読んでいました。
要するに、彼は求めていました。
そんな彼のもとに聖霊様はピリポを導きました。
「近寄って、あの馬車と一緒に行きなさい」(29節)
ピリポが従順に走り寄ると、イザヤ書を読んでいるのが聞こえました。
それで、「あなたは、読んでいることが分かりますか」と尋ねます。
すると彼は答えます。
「導いてくれる人がいなければ、どうして分かるでしょうか」(31節)
求める者に、神は必ず答えられます。
ピリポは彼に「イエスの福音」を伝えたとあります。
聖書は、イエス・キリストを中心にしないと分かりません。
導かれたならば大胆に、イエス・キリストを伝えることができますように。