「かなりの日数がたち」(9:23)
ガラテヤ人への手紙の中で、パウロはこんなことを言っています。
「母の胎にあるときから私を選び出し、恵みをもって召してくださった神が、異邦人の間に御子の福音を伝えるため、御子を私のうちに啓示することを良しとされたとき、私は血肉に相談することをせず、私より先に使徒となった人たちに会うためにエルサレムに上ることもせず、すぐにアラビアに出て行き、再びダマスコに戻りました。」(15-17節)
パウロはダマスコで福音を伝え始めた当初、アラビアの荒野の行ったと言います。
それから再びダマスコに戻って福音を宣べ伝えたということなので、「かなりの日数がたち」ということのようです。
アラビアに何しに行ったのか、明確には記されていませんが、静まって、祈りと聖書のみことばの時間をとったのだと思われます。
誰かに相談する前に、まず、神の前に静まり、祈り、ただ御言葉に耳を傾ける時間をとることは大切です。