「またヤッファに、その名をタビタ、ギリシア語に訳せばドルカスという女の弟子がいた。彼女は多くの良いわざと施しをしていた。」(9:36)
初代教会のキリスト者の一人、タビタは、「多くの良いわざと施し」をしていたと言います。
「やもめたちはみな彼のところに来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたころ作ってくれた下着や上着の数々を見せるのであった。」(39節)
とあります。
マザー・テレサのような人だったのだと思います。
初代教会は彼女のように献身的に人々に仕える人たちがいて、広がっていきました。
キリスト者は救われるために良いわざをするわけではありません。
イエス・キリストの十字架の御業のゆえに、信じるだけで救われます。
しかし、イエス・キリストを信じる者は、イエス様がなされた働きを継続して行きます。
聖霊様に導かれて、「多くの良いわざと施し」に導かれて行きます。