使徒 11:19-30

「弟子たちは、アンティオキアで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。」(11:26)

アンティオキアはシルクロードの出発点であり、様々な文化が交差する、多文化で、通商が盛んな繁栄した都市でした。

「キリスト者」と訳された単語は、英語ではクリスチャン、原文のギリシア語では「Χριστιανος」、ラテン語から来ている単語ですが、「キリストの家族の一員」という意味があります。

キリストはメシアのギリシア語訳ですので、「メシアの民」「メシア主義者」とも訳すことができます。

キリスト・フリーク、キリスト・マニア、キリスト・おたくとも訳せます。

ローマ人にとっては、奴隷の名前に聞こえ、「奴隷の家の者たち」とからかってつけた名でした。

私たちに問われていることは、「Χριστιανος」と呼んでもらえるような歩みをしているだろうかということです。

キリストの者かどうかも分からない、そんな生き方をしているとしたら、こんなに悲しいことはありません。

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