「こうしてペテロは牢に閉じ込められていたが、教会は彼のために、熱心な祈りを神にささげていた。」(12:5)
初代教会のリーダーだったヤコブが殺され、もう一人のリーダー、ペテロが捕まってしまいました。
その時、教会は彼のために熱心な祈りを神に捧げていたと言います。
初代教会は、人に頼ることも、お金に頼ることも、権力に頼ることもできませんでした。
問題は祈るために与えられます。
問題がなければ、祈ることは難しいということがあります。
しかし、問題が起こるたびに祈りに導かれる人は、信仰、人格が整えられ、祈りの器に変えられていきます。
そして、神は祈りを用いられます。
ペテロは奇跡的に第一の衛所、第二の衛所を通り抜け、鉄の門まで来ると、門がひとりでに開いたと言います。
教会が熱心に祈る時、不可能は可能になります。
鉄の門は開かれます。