使徒 17:16-34

「なぜなら、神は日を定めて、お立てになった一人の方により、義をもってこの世界をさばこうとしておられるからです。神はこの方を死者の中からよみがえらせて、その確証をすべての人にお与えになったのです。」(17:31)

パウロはギリシア哲学の中心地、アテネに行きました。

そこで、

エピクロス派とストア派の哲学者たちも何人か、パウロと議論していた。」(18節)

とあります。

エピクロス派は、神がたとえ存在していたとしても遠い存在で、私たち人間とは関係がない存在だと考えました。

これに対してストア派は、「神」と「世界」は同じことと捉えました。

28節でパウロが引用したギリシア哲学者のことばも、このストア派の哲学者のことばです。

パウロのポイントは、歴史はストア派やエピクロス派が考えるのとは違うゴールに向かって進んでいるということです。

イエス・キリストがすべてのことを正す、裁きの日が来ます。

イエス様の復活は、その証拠です。

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