「「神のみこころなら、またあなたがたのところに戻って来ます」と言って別れを告げ、エペソから船出した。」(18:21)
パウロの行動の指針は「神のみこころ」でした。
「人々は、もっと長くとどまるように頼んだ」(20節)
とありますが、そんなに自分を歓迎してくれる町なら、そこにとどまって伝道したいと思うのが普通だと思います。
しかし、彼に対するこの時の神のみこころはエルサレムに上ることでした。
もっとも、この後、十九章でパウロはエペソに戻ってきます。
「神のみこころ」を第一にするためには、日々、聖書の御言葉によって心を新たにすることです。
そうすれば神のみこころが分かります。
「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」(ローマ12:2)