使徒 19:23-40

「そのころ、この道のことで、大変な騒ぎが起こった。」(19:23)

使徒の働きの時代、キリスト教は「この道」と呼ばれていました。

エペソの街でリバイバルが起こり、神の力が現され、人々はイエス・キリストを信じました。

その結果、アルテミス神殿の模型を作っていた銀細工人たちは、自分たちが仕事を失ってしまうことを恐れて、暴動を起こします。

あのパウロが、手で造った物は神ではないと言って、エペソだけでなく、アジアのほぼ全域にわたって、大勢の人々を説き伏せ、迷わせてしまいました。」(26節)

銀細工人たちの動機は、信仰心ではなく、自分たちの保身です。

そして、群衆は

「偉大なるかな、エペソ人のアルテミス」と叫び始めた。」(28節)

とありますが、それはいわゆる集団ヒステリーでした。

大多数の人たちは、何のために集まったのかさえ知らなかった。」(32節)

とあります。

群衆がいつも正しいとは限りません。

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