「週の初めの日に、私たちはパンを裂くために集まった。パウロは翌日に出発することにしていたので、人々と語り合い、夜中まで語り続けた。」(20:7)
「週の初めの日」は、日曜日のことで、初代教会は日曜日に礼拝を守っていました。
「パンを裂くために集まった」というのは礼拝のことだと考えられます。
特に聖餐式が念頭にあったと思われます。
パウロのメッセージは、夜中まで続いたということかもしれません。
「ユテコ」という青年は、
「窓のところに腰掛けていたが、パウロの話が長く続くので、ひどく眠気がさし、とうとう眠り込んで三階から下に落ちてしまった。」(9節)
と言います。
彼は一度、死んでしまいますが、神は彼を生き返らせます。
「人々は生き返った青年を連れて帰り、ひとかたならず慰められた。」(12節)
とあります。
私たちの信仰生活もいろいろなことが起こりますが、神はすべてのことを働かせて益としてくださいます。