「数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラとともにやって来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスに対する信仰について話を聞いた。しかし、パウロが正義と節制と来たるべきさばきについて論じたので、フェリクスは恐ろしくなり、「今は帰ってよい。折を見て、また呼ぶことにする」と言った。」(24:24,25)
パウロが語っていた「キリスト・イエスに対する信仰」についての話には、「正義と節制と来たるべきさばき」についての話が含まれていました。
福音は「信じれば天国に行ける」という話だけではなく、神との正しい関係、道徳的規律、やがて来る審判といった内容が含まれます。
イエス・キリストを信じているならば、神を無視した、自堕落な生活を続けることはできません。
人は一度死ぬことと、死後に裁きを受けることが定まっています。
健全な神への畏れを持つことも、「キリスト・イエスに対する信仰」に含まれています。