「こういうわけで、兄弟たち。私たちはイエスの血によって大胆に聖所に入ることができます。」(10:19)
旧約聖書の時代、神の臨在を象徴する神の箱が置かれた至聖所に、罪ある人は近づくことは許されませんでした。
大祭司だけが、一年に一度だけ、動物の血を持って、民の贖いのために入ることが許されていました。
しかし、イエス・キリストが十字架にかかられた時、その幕は、天から引き裂かれました。
イエス・キリストの十字架の御業によって、「新しい生ける道」(20節)が開かれました。
メッセージ訳ではこのように訳しています。
「だから、友よ、私たちは今、ためらうことなく、神のもとへ、『聖所』の中へと入っていくことができる。イエスはその血によって道を開いてくださり、神の前で私たちの祭司として行動してくださる。神の臨在の中への 『幕』は、イエスのからだである。」
「イエス様の御名によって」祈ることができることがどれほど、素晴らしいかを覚えたいと思います。