「これらの人たちはみな、信仰の人として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるか遠くにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり、寄留者であることを告白していました。」(11:13)
信仰者は、この世がすべてのような生き方はしません。
この地上が、自分の永遠の住まいではないことを知っているからです。
使徒ペテロもこのように忠告しています。
「愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなさい。」(1ペテロ2:11)
ジョン・ストット師は言います。
「目をあげなさい!あなたは確かに時間に縛られていますが、永遠の子どもでもあります。あなたは天の市民であり、地上では異邦人および捕囚者であり、天の都へと旅する巡礼者です。(中略)地上には大切な義務がありますが、自分が誰であるか、どこに向かっているのかを忘れるほど、そんなものに心を奪われてはいけません。」