「知恵は大通りで叫び、広場でその声をあげ、」(1:20)
「知恵は大通りで叫び」とあるように、求める者は、誰もが見出すことができるものだと聖書は言います。
ユージーン・ピーターソンはこんなことを言っています。
「箴言は、人生のあらゆる詳細が永遠の重要性があるという聖書の声明です。」
聖書の神は、私たちの宗教的側面しか関心がないというお方ではありません。
私たちの日々の生活も、重要なものとして関心をいだいておられます。
私たちの髪の毛の数さえ知っているお方ですから。
ですから、家族生活の問題も、信仰生活と同じ真剣さで聖書は扱っています。聖書は信仰面だけではなく、生活面においても私たちの規範となります。つまり、聖書は「大通りで」叫ぶ声とあるように、生活の現場に関わるものです。「では、どうしたら賢くなれるのでしょう。まず主を信じ、主を大切にすることです。」(7節LB)