「これは、今、天上にある支配と権威に、教会を通して神のきわめて豊かな知恵が知らされるためであり、」(3:10)
今日の箇所は、キリスト教会がなぜ存在しているかを力強く宣言しています。
キリスト教会は、今まで隠されていた奥義でもある「神の豊かな知恵を示すため」に存在していると言います。
「教会の存在を通して」神の豊かな知恵は、この世界に示されると言うのです。
「教会」に与えられている可能性は、私たちの理解を超えています。
NTライトは、教会は「すべての肌の色、すべての社会的、文化的背景の、男、女、子どもたちが、喜びをもって集り、唯一まことの神を礼拝する共同体(コミュニティ)」のことだと言います。
つまり、多様な人たちが共に集り、唯一まことの神を礼拝する地域教会の存在は、神の豊かな知恵を示すというのです。
「こういうことです。神の知恵は、その非常な多彩さにあって、支配者たちや天上の権威者たちに教会を通して知らされた。」(KNT)