「この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。」(5:32)
今日の箇所は、結婚を例として挙げていますが、結婚関係だけに限定する内容ではありません。
パウロが言いたいことは、結婚関係だけでなく、教会においても、あらゆる関係においても、互いに尊敬しあうことが大切だということです。
だから、続けてこう記されています。
「妻もまた、自分の夫を敬いなさい。」
「尊敬すること」はすべての関係のカギです。
それぞれが大切にしていることを、否定するのではなく、尊重する必要があります。
32節をメッセージ訳ではこう訳しています。
「これは、巨大なミステリーです。私は全部理解できているふりはしません。私に明確なのは、キリストが教会をどのように扱われたか。」
分からないことはあります。
しかし、私たちが造られた目的は、キリストとの関係のためであることは確かです。