「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(6:4)
パウロは、彼が生きていたローマ世界という文脈の中で、この手紙を書いています。
当時のローマ世界は、生まれてきた赤ちゃんが病気や障害があれば、平気で殺してしまう社会でした。
父親は家族に対し、絶対的な力を持っていて、子どもを奴隷として売ることもできましたし、鎖につないで働かせることもできましたし、死刑にすることさえできました。
この文脈の中で、イエス・キリストは言いました。
「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。」(マルコ10:14)
パウロは、このイエス様の教えを土台として語っています。
「主がお認めになる教育と、愛のこもった助言や忠告によって育てなさい。」(LB)
今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう!