「朽ちることのない愛をもって私たちの主イエス・キリストを愛する、すべての人とともに、恵みがありますように。」(6:24)
エペソ人への手紙は「不滅」(ἀφθαρσίᾳ)という単語で終わります。
新改訳では愛にかけて「朽ちることのない愛をもって」と訳しています。
ただ、原文では直前にあるイエス・キリストにかけるほうが自然に思えます。
「恵みが、私たちの主、不滅なイエス・キリストを愛するすべての人たちとともにあるように。」
イエス・キリストは永遠の主、滅びることなく、朽ちることのないお方です。
死もよみの力も、イエス・キリストを留めることはできませんでした。
イエス・キリストの支配は、永遠であり、イエス・キリストを信じて生きるとは、まさに、その永遠に生きることでもあります。
イエス・キリストは言われました。
「天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。」(マタイ24:35)