「牛がいなければ飼葉桶はきれいだが、豊かな収穫は牛の力による。」(14:4)
飼葉桶は、牛が使用しない限り汚れることはありません。
しかし、それでは飼葉桶の意味がありません。
たとえ飼葉桶がきれいでなくても、牛がそこに存在して使用していることに意味があります。
同じように、教会も人がいなければ問題は起きないかもしれませんが、人がいなければ教会の意味がありません。
たとえ理想的にきちんとできなくても、様々な人が教会に存在していることに意味があります。
様々な人がいることによって、より様々な人に福音を宣べ伝えることができるからです。
このようにして神の国は広げられていくからです。
また、同じように、私たちが生きている限り、問題がなくなることはありません。
しかし、それでも生きていくことに意味があります。
問題が問題ではありません。
すべてのマイナスは必ずプラスになります。