「主の名は堅固なやぐら。正しい人はその中に駆け込み、保護される。」(18:10)
「堅固なやぐら」と訳された言葉を、LBでは「絶対安全なとりで」、新共同訳では「力の塔」と訳しています。
古代社会では、城壁の中に、都市を作りました。
そして、その城壁の側に、見張りのために、高い塔を作りました。
その塔から、遠くを見ることができました。
敵が近づいてくることもたやすく見ることができました。
戦いが起こったとき、塔はとても有益でした。
塔に向かって、槍を投げても、簡単には届くことはありませんでした。
しかし、塔から槍を投げるなら、地上の敵には脅威となりました。
ですから、危険が迫った時、塔は避難することができる場所としては最適でした。
私たちも「力の塔」があります。
人生の戦いの中で、私たちが走っていくことができる避け所があります。
私たちの避け所は主の御名です。