「すべてこの国の、主のさばきを行う柔和な者たちよ、主を尋ね求めよ。義を尋ね求めよ。柔和さを尋ね求めよ。そうすれば、主の怒りの日に、かくまってもらえるかもしれない。」(2:3)
ゼパニヤ書の中心メッセージは「主の日」です。
それは「裁きの日」です。
それは、「主の大いなる日」(十四節)、
「その日は激しい怒りの日、苦難と苦悩の日、荒廃と滅亡の日、闇と暗黒の日、雲と暗闇の日、角笛と、ときの声の日、城壁のある町々と高い四隅の塔が襲われる日だ。」(十五、十六節)、
「主の激しい怒りの日」(十八節)、
「主の怒りの日」(二・二)、
「主の怒りの日」(二・三)。
このように、神がその民にくだす審判の時のことです。
ゼパニヤ書で神の審判は、軍事攻撃によってもたらされるエルサレムの滅亡として描かれています。
このような状況で預言者は民に三つのことを求めるように勧めます。
それは
①主ご自身、
②義、
③柔和さ。
主を求め、正しいことを行う謙遜な者を神は憐れまれます。