「コロサイにいる聖徒たち、キリストにある忠実な兄弟たちへ。」(1:2)
コロサイはエペソの南にある都市で、温泉地でした。
パウロはコロサイの町には行ったことがありませんでした。
「忠実な兄弟たち」はイエス・キリストを信じている仲間たちと訳せます。
要するに、同じイエス・キリストを信じている仲間という意識からパウロはこの手紙を書いているということです。
私たちも、イエス・キリストを信じている仲間たちが、全世界にいることを覚え、互いに祈りあい、支えあう必要があります。
宮平師はこの箇所をこのように解説しています。
「キリスト者はコロサイにいようと、その他のどの地にいようと、常に『キリストの内にいる』ことがキリスト者の証として最も重要なことである。」
キリスト者とは、どこにいても『キリストの内にいる』ことです。