「たゆみなく祈りなさい。感謝をもって祈りつつ、目を覚ましていなさい。」(4:2)
「祈りをやめてはいけません。感謝をもって、熱心に祈り続けなさい。」(LB)
というのは、聖書の一貫したメッセージの一つです。
「祈りをやめてはいけません」
という命令の背後には、祈ることをやめてしまった人たちがいたのだと思われます。
祈っても、手ごたえがないと、祈ることに意味を見出せなくなった人たちがいたのだと思います。
ルカの福音書にもこのような箇所があります。
「いつでも祈るべきで、失望してはいけないことを教えるために、イエスは弟子たちにたとえを話された。」(ルカ18:1)
祈り続けることの意味の一つは、目を覚まし続けるためです。
「それによって目覚めていなさい」(直訳)
つまり、祈り続けることによって、この終わりの時代に目を覚まし続けることができるということです。