「自分を知恵のある者と思っている人を見たか。彼よりも、愚かな者のほうが、まだ望みがある。」(26:12)
箴言には賢い者の道と愚かな者の道が比較されています。
今日の箇所は特に愚かな者に焦点が当てられています。
私たちは悪に対しては注意をするのですが、愚かさに対してはあまり気にしない傾向があります。
箴言は、悪と同じように愚かさも破壊的だと警告します。
そしてその愚かさよりもさらに注意すべきは、「自分を知恵のある者と思っている人」だと言います。
キリスト教哲学者、パスカルは言います。
「懐疑論について疑いながら話す人は少ない。」
本当の愚かさは、自分が賢いと自惚れている人と言うのです。
聖書は言います。
「自分は何かを知っていると思う人がいたら、その人は、知るべきほどのことをまだ知らないのです。」(1コリント8:2)
今日は主の日。アドベント3週目。共に主に礼拝を捧げましょう!