マルコ 1:16-34

「イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」」(1:7)

イエス様の言葉は、神がアブラハムに言った言葉を連想させます。

「あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。」(創世記12:1)

アブラハムも、ペテロとアンデレ、ヤコブとヨハネと同じように、安定も安心も家も捨て置いて、言われたとおりにしました。

アブラハムは、父の家を出て、神が示す地へと向かったのです。

弟子たちの召命のストーリーはこのアブラハムのストーリーをほのめかしています。

つまり、ここでイエス様がなされたことは、

「『神』が新しいことをなされている」、

「神の民」を召されているということです。

アブラハムの子孫が、イスラエルの民となります。

神は私たちに信仰を求められるお方です。

信仰の一歩を踏み出すならば、神の偉大な御業を見ることになります。

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