「イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」」(1:7)
イエス様の言葉は、神がアブラハムに言った言葉を連想させます。
「あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。」(創世記12:1)
アブラハムも、ペテロとアンデレ、ヤコブとヨハネと同じように、安定も安心も家も捨て置いて、言われたとおりにしました。
アブラハムは、父の家を出て、神が示す地へと向かったのです。
弟子たちの召命のストーリーはこのアブラハムのストーリーをほのめかしています。
つまり、ここでイエス様がなされたことは、
「『神』が新しいことをなされている」、
「神の民」を召されているということです。
アブラハムの子孫が、イスラエルの民となります。
神は私たちに信仰を求められるお方です。
信仰の一歩を踏み出すならば、神の偉大な御業を見ることになります。