「イエスが、「汚れた霊よ、この人から出て行け」と言われたからである。」(5:8)
「汚れた霊」「悪霊」とは堕落した天使たちのことです。
ナルニア国物語の著者、CSルイスはこう言います。
「悪霊に関して私たちが陥りやすい、二つの、等しく、かつ相反する間違いがある。1つは、悪霊の存在を信じないこと。もう一つは、悪霊の存在を信じて、過度にそれを意識し、不健全な興味を抱くことである。悪霊らは、この両方の間違いに喜び、物質主義者や魔術をする者を同じ喜びで迎える。」
今日の箇所が明確に教えていることは、悪霊であっても、神の御子イエス・キリストの命令には逆らえないということです。
神と悪魔が対立しているわけではありません。
神は絶対的なお方です。
悪霊であっても神に逆らうことはできません。
ですから、悪霊は人を利用します。
不満や憎しみは悪魔の常套手段です。
イエス様の十字架の御業、愛と赦しが人を解放します。