デボーションでピリピ人への手紙を読んでいます。
パウロは多くの手紙を諸教会に書き送っていますが、時には厳しく、時には宥めるように指導している様子を見ながら以前とはまた違った視点で様々な気づきがあり、楽しく豊かな神様との時間を過ごしています。
そんな中でいまは特にピリピ2章に出てくるエパフロデトが心に留まっています。
パウロは彼のことを「わたしの兄弟、同労者、戦友」と紹介しています。
パウロの宣教活動を支えた人物としてはテモテやプリスキラ、アクラが有名ですが、エパフロデトに対する思いは特別強いように感じました。
パウロが経済的に厳しい状況の時に支えてくれたことや、命をかけて助けてくれたことなど、どれほどその存在が心強かったかが伝わってきます。
これまではさらっと読んでいたエパフロデトに関する記述が、今回は感動と共に心に迫ってくるのです。
それはわたし自身の献身者としての歩みの振り返りとも重なってきます。
エパフロデトのような方々の支えがあったことを感謝すると共に、わたし自身も誰かのエパフロデトでありたいという祈りへと導かれています。
(小山晶子牧師婦人)