「イエスは彼らに言われた。「パンはいくつありますか。行って見て来なさい。」彼らは確かめて来て言った。「五つです。それに魚が二匹あります。」」(6:38)
イエス様が教えられているうちに、時刻も遅くなってしまいました。
弟子たちは、めいめいが食物を調達できるように解散してくださるように、イエス様にお願いしました。
するとイエス様は弟子たちに、「必要が分かっているなら、あなたたちが与えなさい」と言います。
しかし、弟子たちは、男だけで五千人の食料を準備することは不可能でした。
イエス様は弟子たちに、「ない」ものではなく、「ある」ものに視点を移行するようにさせます。
そして、できないと逃げるのではなく、向き合うようにさせました。
もちろん、イエス様が、みな、食べて満腹するようにしました。
しかし、このイエス様の働きに、弟子たちが向き合うようにされたところに、大きなポイントがあります。
私たちが求められていることは、私たちがもっているものです。